就活無双のヒントになる自己分析のための質問集を作ってみた。
■企業分析、求める人材像 | |||
No. | 項目 | 内容 | |
1 | 質問 | 事業内容、理念は何? | |
質問の 意図 |
最低限、企業の事業も調べておかないと志望度が低いとみなされる。 | ||
就活無双の方法 | その企業の持つプライドを把握し、そこを持ち上げる。高く掲げた理念があればその理念に基づいた実際の社員の行動を見て感動したなど。 | ||
回答 | |||
2 | 質問 | どの事業、どこの地域で成長しようとしているか? | |
質問の 意図 |
・注力事業分野を知っておくことでさらに志望度の高さを言える。 ・経営センスも言える。将来この学生を課長、部長、役員、子会社社長などにしていけるか、役員クラスはその辺も見てくる。 |
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就活無双の方法 |
・HPにあるIR情報から中期経営計画や投資家向けプレゼン資料、アニュアルレポートで確認。 ・面接トークで注力分野に言及して、その分野で御社がどうやってシェアを取るのか仮説を述べたい。 ・注力事業を担当している社員の経験談をインターンやインタビュー記事で把握(工夫点、難しい点など)。 ・OB訪問や逆質問の質問にも活かせる。 |
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回答 | |||
3 | 質問 | 課題は何か? | |
質問の 意図 |
課題設定能力と解決策の提示のセンスを訴求できる | ||
就活無双の方法 |
・上記同様に経営計画に出ていれば参考にする。役員クラスのインタビュー記事に記載があることも。 ・無ければ業界全体の課題を調べて、それが御社にも当てはまれば応用する。Googleでも検索できる。 ・解決策の仮説をセットにする。 ・断言はしない。「まだ素人であり、仮説でしかないのだが」と話し始めることで謙虚さをアピールする。 ・OB訪問や逆質問でも使える。仮説を持って話すこと。そこで問題意識を持てる人物と訴求する。 |
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回答 | |||
4 | 質問 | 業務内容と付加価値は? | |
質問の 意図 |
・業務内容を理解している→志望度の高さ。 ・付加価値を理解→実際に仕事した時も付加価値を意識して仕事をしてくれる |
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就活無双の方法 |
・社員インタビュー、インターン、他社サイトのインタビューなどで確認。 ・業務の付加価値の生み出す経路を書き出す。例:コンサル→顧客の組織の問題把握、革新的な方法の導入で効率化→利益を拡大。 CA→機内でお客様が到着前に準備、お客様のニーズを先回りして汲み取る。またこの航空会社を利用したいというささやかな心遣いでファン獲得。多国籍のCAとも強みや弱みを認め合い、最高のチームを作る。 ・できればその付加価値創出は、〇〇という経営理念に基づくという点もさりげなく盛り込む。 ・志望動機で、実体験として「インターンで社員の方が、営業として顧客のニーズをこうした工夫を用いて満たしているとのお話を伺って〇〇と思った」とか言える。 ・自分の強み(実体験に基づく)とリンクさせる。 |
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回答 | |||
5 | 質問 | 求める人材像は? | |
質問の 意図 |
・企業や職種によって、調和を大切にする人物か、周りをがっつり巻き込んで大きな事業を回す人物か、細かい分析で成果を挙げる人なのかなど、どの要素を重要視しているかが違う。 | ||
就活無双の方法 |
・人事のインタビュー記事があれば確認。 ・要素分解をして優先順位を推測しておく。「素直さ、意識の高さ、粘り強さ、柔軟性、クリエイティブさ、分析力、ロジカルさ、多角的な視野、協調性」など。 ・Openworkで仮説を作成と検証できる。 ・その後、優先順位の仮説を持ってOB訪問で複数のOBに会ってさらに検証と修正をしておく。 ・自分の現状の要素の点数を自己評価と他己評価で洗い出しておく。 ・ギャップを埋めるための行動計画を立てる。どのシーン(サークル、バイト、ゼミなど)でいつまでに何をするか。計画の進捗状況をどこで誰に報告してモチベーション管理をするか。一つ一つの達成で年収がいくら上がるかを設定してモチベーション管理。 |
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回答 | |||
■自分の面接のイメージ | |||
No. | 項目 | 内容 | |
1 | 質問 | 容姿はどういうイメージと言われることが多いか? | |
質問の 意図 |
特に、ネガティブイメージ(おとなしそう、冷たそう、勢いだけはありそう)などを把握して、トークでそれをカバーする内容を盛り込みたいため | ||
就活無双の方法 |
ネガティブな印象があるのを認めつつ、それを真摯に改善したいと思って〇〇な行動を取っているとか評価高い。 実生活で容姿のネガティブイメージを補うネタをいつまでにどこでどう作るのかを考える。 |
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回答 | |||
2 | 質問 | 声質、話す速さは? | |
質問の 意図 |
特に、声質が聞きづらいとか元気なさそうなど、ネガティブイメージをトークで補うネタを入れるため | ||
就活無双の方法 |
・声質が聞きづらい→受ける企業や職種をイメージして、営業など人前で話すことが多い職種なら特に注意する。大きな声で口を開けて話す。動画でチェックする。 ・話す速さが速過ぎて自己中心的に見える→①今の状態で録音。②極端な遅さで録音。③ちょうどいい速さで録音。④緊張する局面(実際の面接)で録音。⑤実際に自己中でないか過去の経験を洗い出す。⑥相手が理解できるスピード、言葉遣いで話すことを心がける。⑦トークで、「やや自己中で失敗をしたが反省して周りへの気遣いを心がけたことで改善した」というネタを話す。初めから「気遣いできる」とは言わないこと。話し方の印象とネタが噛み合わないと違和感ある。 ・話すスピードが遅くて頭の回転が遅く見える→速くするのは難しいので、何十回の練習でスムーズに言えるようにする。頭のキレは良くないが周到な準備や思いやりなどでカバーするトークを盛り込む。 |
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回答 | |||
3 | 質問 | 視線をやたら逸らしていないか? | |
質問の 意図 |
無意識に外していることが多い。普段は意外と指摘されない癖。 | ||
就活無双の方法 | 就活の面接の時に視線外しで減点されて、万が一それが原因で落ちたら目も当てられない。面接練習で完全にアイコンタクトができるレベルまで高める。動画チェック。 | ||
回答 | |||
■学生時代頑張ったこと | |||
No. | 項目 | 内容 | |
1 | 質問 | 企業の求める人材像、職種の適正から逆算した訴求要素は? | |
質問の 意図 |
訴求する要素を外さないため。 | ||
就活無双の方法 |
君が頑張ったことは「面接官にウケるのか、採用したくなるか」を考える。勉強や筋トレを黙々と頑張ったことを話しても内定確率は上がらない。 なぜなら基本的に仕事は組織の中で様々な人と協力しながら回すもの。お客様、上司、同僚からの信頼も必須。絶え間ない改善で自分、組織を成長させられる人が貴重だ。組織を良くできる要素が自然と上位に来やすい。 |
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回答 | |||
2 | 質問 | 訴求力のある構成を学んだか? | |
質問の 意図 |
上位企業に無双して内定していった先輩方のESを見て学び、評価の高い構成を把握する | ||
就活無双の方法 |
ワンキャリア、Unistyle、外資就活、OpenworkなどのESや口コミを参考にする。 自分の頭で考えることも必要だが、まずは評価が高くなる確率の高いフレームワークを複数把握しておく。それが近道だ。ネタをパクるのではない、フレームワークをパクって勝率の高さを再現する。大事なのは過去のESを読むときに、その文章や段落でどの要素を訴求しているのかを明確化すること。その後、具体(ES閲読)→抽象(要素分解)→具体(自分のES)で取り組んでみる。一つのESのフレームワークだけでなく、複数のフレームワークから有効と思えるものを抽出して組み合わせても良い。 |
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回答 | |||
3 | 質問 | なぜを繰り返したか? | |
質問の 意図 |
・一個一個の行動の背景を把握し話せることで、面接官に思考の質を訴求し、再現性を確認してもらう。 ・深掘り質問に耐えるため |
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就活無双の方法 |
①思考の癖を把握 ②その癖は企業に訴求できる要素か確認 |
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回答 | |||
4 | 質問 | 他のライバル学生の話す内容のレベルは? | |
質問の 意図 |
就活は相対評価の勝負。他のライバル学生よりも質の高い回答を見せることで勝率が上がる。 | ||
就活無双の方法 | 過去のESで内定者の中で圧倒的な勝ちを収めたと思われるES、ギリギリ勝ったES、一次や二次で落ちたESを比較して、どういう訴求をしたのかやフレームワークを研究する。君が受ける時にどのレベルのライバルが来るかは正確には分からないが、過去を研究して未来の勝率を引き上げる。 | ||
回答 | |||
5 | 質問 | 短過ぎないか?長過ぎないか? | |
質問の 意図 |
短過ぎで伝わるはずはないので論外。無双トークを考えると長過ぎるリスクが高まるので注意する。 | ||
就活無双の方法 | 複数のOBや友人に聞いてもらってチェックポイントとして伝えておくのがいい。 | ||
回答 | |||
6 | 質問 | 具体性と抽象性のバランスが良いか? | |
質問の 意図 |
周りがやったこととか、イベントがただ成功したことは意味がない。そこで君がどういう役割でこう工夫したから付加価値が生まれたことが大事であり全てだ。 | ||
就活無双の方法 | 具体的だと何でもいいかというと違う。その事例がどの要素をどの程度訴求出来ているかを得点で表してみてほしい。一方で抽象コメントは会社の理念でも使うが、具体と融合させることで味が出る。例:一流のビジネスを一流の方法で実践というJPMorganの理念をインターンで各社員の方の経験談をお聞きした時に実感した。 | ||
回答 | |||
7 | 質問 | 君がいたからこそ生まれた価値か? | |
質問の 意図 |
短過ぎで伝わるはずはないので論外。無双トークを考えると長過ぎるリスクが高まるので注意する。 | ||
就活無双の方法 | その価値を再び生み出すのは思考が源泉になる。なので思考もセットで話す。 | ||
回答 |