面接官は君のサークルでの役割、目的意識、取り組み、成果などを通して、自社のカルチャーに合う、優秀なビジネスマンになる可能性が高い人材かを判断しようとする。
まず、そのサークルに入った理由があれば説明したい。この分野を学びたいからこのサークルに入った。
仕事での優秀さは、計画性、速さ、質、量。そこに組織への知識の提供、人材育成、プロセス改善などが加わる。競合他社との差別化の視点も常に意識したい。
君のサークルネタで、これらを一般レベルより遥かに上手くできそうという期待感を面接官に植え付ける。
就活は思考と行動パターンを面接官に見せて、うちの会社で活躍してくれると思ってもらうゲーム。
行動パターンと思考パターンを記載したので参考にどうぞ
・計画性
①短期と中長期を分ける⇛モチベーションは放っておいたら下がってしまうので高く維持したい。確実に成果を上げて貢献したい。
②他人のタスクを含めた計画作り⇛他の人にもスムーズに作業してほしい。几帳面な性格で、ある程度スケジュールに沿って動きたい。
・速さ
①効率的な作業の研究⇛最短距離で、抜群の結果を出したい。早く仕事をやり終えて確認作業に時間を割いてミスを防ぎたい。他の人の仕事を手伝って組織の成果を大きくしたい。
②タスクの分割⇛集中して正確な作業をしたい。
③アウトソース等で期限より早く完了⇛自分や組織が高付加価値な仕事をして大きな成果を上げたい。
・質
①一流の研究⇛最短距離で成長。常に上を目指したい。
②過去の事例研究⇛効率的な作業の進め方を調べると気持ちいい
③見直し作業徹底⇛ミスがあるかと思うと不安。自信を持ってイベント当日を迎えたい。
④多方面にフィードバックをもらう⇛正確性をより高めたい。より分かりやすいロジックに。気づいていない点を気づかせてもらい、さらに良いサービスを参加者に届けたい
・量
①反復練習⇛自信を持って本番に臨む。印象的なプレゼンで観衆に喜んでもらいたい。
②自分以外のタスクもこなす⇛組織のアウトプットの最大化により競合組織に勝ちたい。
・組織への知識の共有
①勉強会企画⇛自分の経験シェアで他の人が最短距離で成長
②セミナー参加後に内容シェア⇛同上
・人材育成
レベルの高いマニュアル(顧客満足度向上、ミス予防策、バックアッププラン含む)⇛作業レベルの仕事を一瞬でマスターしてより高付加価値の仕事に移行してもらい、競合に勝つ組織にしたい。ミスを事前に防ぐ組織にして安定感のある組織にしたい。バックアッププランが明確だと安心する。
・プロセス改善
①既存プロセス見直し⇛現状維持は衰退を意味するので。
②確認プロセス追加⇛ミスはできる限り予防するもの
③継続的な改善(月一回の改善会議)⇛継続性のある成長
・差別化
①競合サークルや企業サービスの分析⇛独りよがりで明後日の方向に無駄に走りたくない
②自サークルの強みを見つけて伸ばす戦略作り⇛独自な存在で、認められたい
③プレゼンで客を魅了するストーリー構成を意識(ディテールへのこだわり)⇛ウケたい、注目を浴びたい、楽しんでもらいたい
※思考パターンを確認するのは、世間によくある「なぜそれに取り組みたいのか」で出てくると思う。