ガクチカによくあるのだが、アルバイトでお店の売上アップを考えた。
お客様に声かけを増やした、挨拶の声を大きくした、メニューをしっかり覚えた、掃除を頑張って綺麗にした。
一見、多くの対策を打っており、優秀さを出せたと本人は思い込む。
ただ、これは模様の無い箱を数だけ並べて、自分の芸術センスがあると言おうとしている行為のようだ。
本来、箱は1つか2つだけでもよく、大事なのは箱にどれだけ精巧な模様を描けるかで芸術性をアピールすべき。
お客様の性格と好きな話題を分析して、最適な話題を提供したか?
挨拶の抑揚、言葉選びにホスピタリティーを入れ、お客様がお店に入った瞬間に気分が良くなる挨拶か?
メニューの素材と産地だけでなく、その栽培方法や調理のこだわりを語れるか?
箱に君なりに工夫した模様を施すことで、どんな感性の芸術家なのか見えてくる。
数ではなく質、深さを追求